妊活中のお酒って影響はあるの?実は関係ない『お酒』と『妊活』

勉強になる話

妊娠する割合はどのくらい?

そもそも妊娠はどれほどの割合でするものなのか?なんとなくのイメージとしては、『避妊をせずに排卵日周辺にすると妊娠する確率は高い!』でしょうか?実際は、健康に問題のない男女が排卵日にタイミングを合わせて性交渉した際、妊娠する確率としては20〜30%程度です。

アルパカ
アルパカ

えっ、もっと高いものだと思っていた∑(゚Д゚)

これに関しては、比較的高い割合として算出されており、健康状態や生殖能力、タイミングなどが悪かったりすると妊娠する確率はさらに低下します。

お酒は妊娠に対して影響はない?

お酒のイメージとしては、『赤ちゃんに悪影響』『妊娠中は飲まない方がいい』と言った具合でしょうか?確かに、お酒のパッケージや広告には『妊娠中や授乳期はお酒を控えましょう』というフレーズをよく見かけます。では、妊活中は?ここでは、デンマークのオーフス大学の研究に基づいて、男性・女性に分けた場合でそれぞれにお酒の影響があるのか?を解説していきます!

妊活中の女性編

まず、女性の場合ですが、結論としては『1週間14缶未満の量であれば問題ない』という結果でした。不妊治療を受けていない妊活中の女性(21歳〜45歳)6,120人を対象に調査が行われ、その結果として飲酒によって妊娠率が低下することは示されない。という結果が生まれたのでした。『1週間で14缶未満』であれば問題無いとのことですが、換算すると、1日2缶毎日飲んだとしても、問題はあまりないということです。

いつまで飲酒しても良いの?

1日に2缶程度であれば影響は問題ないという結果が出ているのですが、タイミングとして、いつまでのタイミングで禁酒をすべきなのか?答えとしては、排卵期や妊娠した可能性があるときは、お酒は控えた方が『賢明』と言った形になります。

ただ、ストレスの方が妊娠に対する影響は大きいので、禁酒をしてストレスがたまるのであれば、一概に飲酒を控えるべきとは言えないです。

男性編

男性に関しては、実際に妊娠するわけでは無いので、女性同様問題は無いという結果になりました。しかし、男性の場合は精子そのものに問題は生じないものの、他の点において問題が生じるケースがありました。それは、『過程』において支障をきたすケースが見てとれたことです。

お酒によるED障害や膣内射精障害

男性は経験している方が多いようですが、お酒を飲むと『勃起』や『射精』において感覚が変わってしまうケースが多いようです。これは、お酒を飲むことで、自律神経や脳の働きに影響して、勃起や射精を妨げる場合があると因果関係が示されているのです。

まとめ

まとめとしては、妊活中や妊娠前の人でも男女ともに影響はさほど無いという結果になりました。ただ、何事も過剰はもちろん良くありません。『適度に』を心がけて、ストレスのない自由なお酒ライフを楽しみましょう!もちろん、妊娠が発覚したら胎児に対しての影響はあり得るので、その時は『禁酒』をしましょうね!

参考文献:デンマークでの実験調査

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